CentOS8.1で開発環境を作ってみる(後編)

はじめに


前編:https://psblog.casareal.co.jp/archives/362
中編:https://psblog.casareal.co.jp/archives/481
皆さんこんにちは。こちらは前回からの続きです(前回をご覧いただいていない方は、ぜひ上記のリンクからご覧ください)。
さて、今回はいよいよPHPのインストールと動作確認を行いたいと思います。

使用する仮想化ソフト

ソフトウェア バージョン
Vagrant 2.2.9
VirtualBox 6.1.8 r137981

セットアップする環境

環境 バージョン
CentOS 8.1
Apache 2.4
Postgresql 10
PHP 7.4

リポジトリの追加

以下のコマンドで、EPELとREMIリポジトリを追加します。

CentOS8のdnfから、モジュールという概念が追加されました。
例えばこのモジュールを使ってphpをインストールすると、関連するパッケージが簡単にインストールできたり、バージョンの切り替えがスムーズに行えたりします。
今回はモジュールを使用したインストールは行いませんが、REMIリポジトリ内のPHP7.4を使用するように設定を行いたいと思います。

PHPのインストール

PHPのインストールを行います。
今回はPHP本体だけでなく、他の周辺のモジュールも少しインストールしたいと思います。

モジュール 内容
php phpモジュール本体
php-pgsql phpからpostgresqlに接続するためのモジュール
php-mbstring phpでマルチバイト文字列を使用するためのモジュール
php-pecl-zip phpでZIPを扱うためのモジュール
php-xml phpでXMLを扱うためのモジュール
php-pecl-yaml phpでYAMLを扱うためのモジュール
php-fpm FastCGI Process Manager
php-pecl-xdebug Xdebugのインストール
php-intl ロケール用モジュールのインストール

インストールが終わったら、バージョン確認コマンドを実行してみます。

php-fpmの起動

php-fpmの方を有効化してみたいと思います。こちらはphpをFastCGIで実行するためのモジュールです。
下記のコマンドでphp-fpmの起動と、サービス登録を行います。

apache再起動

PHPのインストールができましたので、一度Apacheを再起動します。

テスト用のファイル作成

ではApacheからPHPが実行されるのか確認してみたいと思います。
下記のコマンドで、ドキュメントルートにindex.phpを作成したいと思います。

index.phpにコーディングする内容は、phpinfo関数を使用して現在の設定状態を表示する2行だけです。

こちらを作成後、ブラウザから仮想マシンに対してアクセスをしてみると、phpinfoの画面が表示されるのが確認できると思います。

これでphpの実行環境が整いました。
最後にこれまでのインストールコマンド等を、Vagrantfileに追記します。
下記は例ですが、これを使用することで他のPCでVagrantさえインストールされていれば、開発環境を再現することができます。

これでVagrantでのCentOS8環境にLAPPによる開発環境を導入に関して終了となります。


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